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【ウィシュマさん国賠訴訟】12月12日 第4回裁判記者会見報告

2022年12月12日、ウィシュマさん死亡事件国賠訴訟第4回口頭弁論が行われました。裁判後に行われた記者会見・支援集会での弁護団・ご遺族・支援者の発言に基づき、裁判の状況について報告します。


弁護士からの報告:(5時間分のビデオの提出が決まったことは)成果だが、なぜ今まで出さなかったのか?

弁護団から、今回の裁判の状況について、報告がありました。

第4回口頭弁論の主な焦点は、被告(国)が提出する方針を決めた、生前のウィシュマさんが映っている居室のビデオの5時間分をいつ提出するのかということでした。今回、国側から出された回答は「12月28日まで、可能であればそれよりも前に出す」というものでした。その回答を得られたこと自体は成果としてありますが、「そもそも何で今まで出さなかったのか?」と、改めてビデオの提出き時間がかかりすぎていることが指摘されました。


ご遺族からの意見:5時間分の開示は良かったが、それでも遅い

ご遺族は、「思ったよりも早くビデオを出してくれるという報告があったが、それでも遅い。」と、これまで5時間分のビデオの開示さえも拒み続けてきた状況と比較すると前進が作られているものの、すでに1年半以上要求し続けているのであり、なぜここまで時間がかかるのかと、強い怒りを表されていました。また、「5時間分どれくらい入管がいいように加工するのか、マスキングするのかわからない。295時間分見ないとわからない。」と発言があり、ウィシュマさんがなぜ亡くなってしまったのかを知り、二度と同じような犠牲者が出ないようにするために、全面開示を求めて闘い続けていく姿勢が表明されました。




支援者からの連帯挨拶:ご遺族を待たせすぎ

支援者からも、「5時間分の開示はあるが、とにかく遅い。」「ご遺族を待たせすぎ。」と、国側に対し強い批判がありました。

また、最近の名古屋入管や、先日の東京入管で起こったイタリア人男性の自殺など現場の状況が報告され、ウィシュマさん死亡事件以降、各地方の入管局において、被収容者への対応は全く変わっていないということが明らかにされました。

改めて、ご遺族が求めているビデオの全面開示は、当然の要求であり、残りの290時間分もしっかりと開示させるよう、徹底して手を緩めることなく、支援連帯していく姿勢が示されました。


ご支持、ご支援をお願いします!

第5回口頭弁論が、2月15日(水)の14:30~名古屋地裁で行われます。5時間のビデオ開示は成果ではありますが、真相究明にはまったく繋がりません。突然、日本の行政機関で家族の命を奪われたご遺族にとって、なぜウィシュマさんが亡くなったのかを知りたいと思うのは当然のことです。真相究明と再発防止のためには、295時間分すべてのビデオ開示が絶対に必要であり、5時間しか出てこないことが異常です。しかし、国側は、5時間の開示を持って幕引きを図ろうとしている可能性もあります。そのような幕引きは絶対に許さず、全面開示による真相究明、再発防止を求めているご遺族を支え、多くの市民が注目しているということを、国や裁判所に認識させ、要求の実現をさせていきたいと思っています。引き続き、ご注目、ご協力をお願いします。

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