名古屋出入国在留管理局で2021年3月、スリランカ人女性のウィシュマ・サンダマリさんが収容中に死亡した事件で、名古屋地検が当時の局長ら13人を不起訴処分(嫌疑なし)としたことについて、2022年12月12日から、名古屋第1検察審査会に起訴相当を求める署名を集め、同年12月28日に検察審査会に提出しました。約2週間という短期間でしたが、3万筆を超える署名が集まりました。ご賛同、ご署名してくださった皆さま、誠にありがとうございました。
検察審査会は12月26日、業務上過失致死罪の成否について再検討することが相当として「不起訴不当」とする議決書を公表しました。今後、検察審査会の判断を受け、名古屋地検は再捜査を行い起訴処分とするかどうかの判断を出すことになります。
12月28日、検察審査会に署名を提出した後、ご遺族と名古屋の市民・学生で、名古屋地検に、起訴処分を求める要請書を提出しました。
名古屋地検前での集会▼
名古屋地検に提出した要請書▼
また、市民連合として、名古屋地検に起訴処分を要請する声明文を公表しています。
ウィシュマさん死亡事件を二度と繰り返さないために、なぜウィシュマさんが亡くなってしまったのか、その真相を解明し責任の所在を明らかにしなければなりません。ご遺族の願いである死亡事件の再発防止に向け、入管闘争市民連合は引き続き行動を起こしていきます。皆さまのご支持、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
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