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9・4全国一斉行動の呼びかけ

更新日:2023年1月23日

①改悪入管法の提出阻止と、②ウィシュマさんのビデオの全面開示の2点を求め、2022年9月4日(日)に全国各地(仙台、東京、高崎、名古屋、大阪、京都、高知)で集会・デモ・スタンディングアクション等を開催します。


 昨年、力強い市民の声によって廃案に追い込むことができました。より広範に世論を形成するため、今年も全国各地でアクションを起こしましょう!


 上記以外の都道府県でアクション実施が決まった際には、各地の現地メディアにも宣伝のうえ、入管闘争市民連合までご連絡ください。告知や報道機関等に情報発信させていただきます。なお、実施内容や開催方法に関するお問い合わせもお受けします。(問合せ先メールアドレス:info@ntsiminrengo.org)




開催の主旨

 2021年3月6日、名古屋入管に収容されていたスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさんが33歳という若さで亡くなり、間もなく1年半が経ちます。彼女が亡くなった名古屋入管をはじめ、各地方入管ではいまだに人権侵害、非人間的な処遇が繰り返され、悪化しています。今年の3月に提訴したウィシュマさん死亡事件の国賠訴訟でも、日本政府、法務省―入管庁は、ウィシュマさんの死の責任を認めず、ビデオの提出も必要がないと主張しており、ウィシュマさんの命を奪われたご遺族の気持ちに誠心誠意向き合い、真相を究明し、再発防止を徹底化する姿勢は全くありません。


 一方で、入管庁は、退去強制命令発付後も帰国を拒否する外国人を「送還忌避者」(全国で約3100人)と呼び、全員を送還するための改悪法案を今秋の臨時国会で再び提出しようとしています。昨年5月、世論の反対によって廃案になった改悪法案の内容とは、国際基準とかけ離れた日本の消極的な難民受け入れによって難民不認定となった人や、未成年仮放免者等、母国に帰ることのできない人まで全て送還するための権限強化が目的でした。


 ウィシュマさん死亡事件の真相究明もされないまま、入管の権限を強める入管法を成立させてはなりません!私たちは、入管の民族差別・人権侵害を看過してきたことを日本社会の一員として真摯に受け止め、入管の「送還一本やり方針」による犠牲者を出さないために、改悪入管法案の再提出に反対します。


呼びかけ人

「入管の民族差別・人権侵害と闘う全国市民連合(略称:入管闘争市民連合)」





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