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わたしたちは
改悪入管法の施行に
断固反対します!!

 日本政府は、入管法改悪案を2023年3月7日に閣議決定し、

6月9日に野党、そして市民の反対の声を押し切って強行採決しました。

①難民申請3回目以降は申請中であっても送還可能にする、

②監理措置制度の創設、③送還を忌避した人に刑事罰を科す等、

2021年に一度世論の反対を受け取り下げた法案の骨格を維持したものであり、

国内外の支援者や専門家からは人権侵害だと強い批判を受けています。

さらには、国連人権理事会、恣意的拘禁作業部会や拷問禁止委員会、自由権規約委員会などから

法案提出前も提出後も度重なる勧告を受けながら、それを軽視、無視し続けています。

入管法改悪の目的は、入管の権限をさらに強化し、入管が「送還忌避者」と呼ぶ、

退去強制処分を受けて送還の対象となっている人たちに対して罰則や規則等を設けて、送還を促進することにあります。

私たち入管闘争市民連合は、難民や家族がいるなど帰れない切実な事情を抱えた当事者を無理やり追い返す、

改悪入管法、人命よりも送還を優先させる送還一本やり方針のさらなる強化に断固反対します。

審議過程では入管の難民審査のずさんさ、保護すべき人すら保護できていない、

なのに送還促進しようとしている実態が暴露されました。

入管は法案こそ市民の反対を押し切って強行採決したものの、そうせざるを得ないまでに追い込まれています。

​これは入管の終わりの始まりです。市民の声がそうさせたのです。

施行反対、施行阻止へ。​ともに声を上げ続けましょう。

家族、市民、支援者、弁護士、
監理人が被監理人を監視する?!
​入管への報告は監理人の義務?!

保証人⇒監理人?
仮放免者⇒被監理人?

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​ウィシュマさん死亡事件の真相究明再発防止の徹底を

 ウィシュマさんは2021年3月6日、名古屋入管の収容施設内で見殺しにされました。
人命よりも送還優先の方針を現場で徹底した結果の犠牲者です。改悪入管法が施行されれば、収容送還の現場で更なる犠牲がうまれることは目に見えています。二度と犠牲を出さぬために、責任の所在を明らかにさせなくてはなりません。

送還ではなく
在留資格、保護を

入管の言う「送還忌避者」は、実際には難民など切実に帰れない事情を抱えた人が大半です。どれだけいじめて、どれだけ送還圧力を強めても問題は解決しません。
​どうしても帰国できない人の帰国できない事情は変わりません。出すべき人に一刻も早く在留資格を出すことでしか解決しないのです。

 

なぜ入管で人が死ぬのか
なぜ入管法"改悪"したのか
​その歴史背景は

​ 入管問題とは何か。日本の入管で、国の施設でなぜ人が死ぬのか。長年入管問題に関わっている支援者の持つ情報を集め、入管問題の問題点を入管行政の歴史から明らかにしています。
 PDFでダウンロードできるほか冊子としても一部500円で販売しております。ぜひご一読ください。


 

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​   難民申請者

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​   家族がいる人

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​   長期滞在者

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